長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『南の島に雪が降る』(加東大介・光文社)

知恵の森文庫が復刻したものである。 文句なく面白い! ぼくが講義する現代風俗文化論の演劇の 時間にちょっとだけ触れていた。 その正確なところを知っておきたかった。 60〜70年代を中心とした講義の 埒外にあるが、戦後を語るには、 はずせない気持ち…

8月26日(木)〜9月6日(月)まで

紀伊国屋画廊(新宿本店・4F) 午前10時〜午後6時30分

原画’(ダッシュ)展が紀伊国屋へ来る。

今回は<少女漫画の世界PARTⅡ>と して、彼女だけではなく、 上田としこと上原きみ子が参加している。 「原画’(ダッシュ)」とは原画に どこまで近い再現が出来るか デジタルで挑戦したものである。 今年の春に比叡山・京都精華大学 マンガ文化研究所が、マ…

漫画史研究会のメーリングリストで

『マンガの読み方』(夏目房之介・ 竹熊健太郎ほか共著・宝島社)の 復刻を推進せよという動きがある。 かつて、ぼくも柏書房に働きかけ 実現しなかったことがある。 マンガ教育が盛んになったが、 そのためのテキストが無いという まことに不便な状況を改善…

「マンガ教育のゆくえ〜大学でマンガに

愛を叫ぶ〜」(予定) 中京大学のK氏より依頼のあった講演の タイトルが送られてきた。 主催は日本近代文学会東海支部である。 ぼくの講演のあと、マンガ研究者2名 が報告を行い、さらにディスカッション を行いたいという。 9月11日、中京大学内で開催…

『南の島に雪が降る』(加東大介・光文社)

知恵の森文庫で復刊したものだ。 名古屋での風俗文化論・演劇の時間で触れて いたのである。 で、もっと正確に知っておこうと思う。

『緋色の椅子』(1)緑川ゆき購入。

ついでに、行方不明の『ホムンクルス』 (1〜2)も。雑誌は「ビッグコミック オリジナル・増刊」。 DVDは『ASTRO BOY 鉄腕アトム』(1)中古を。 TV公開時、1回途中ちょっと見ただけだった ので、最初はどんな展開なのかと今頃見よう と思ったのである。

宇都宮アート&スポーツ専門学校で

体験入学講座「まんが家への道」を1コマ。 6名の学生と付き添いの母親3名。 ほかの講師の方々と、2回ずつ担当して いる。たいていこの程度の人数で、 去年は誰も来ない日もあったりした。 この学校の本体はビジネス電子専門学校という。 こちらの生徒は…

『漫画に愛を〜』をテープ録音化

拙著をテープ本にして貸したいという 図書館が幾つか申し込んできたと 版元から連絡があった。 目の不自由なかたがたにとっては、 多くのかたが、マンガは縁が無いと 考えていたが。 今回の本は、マンガ家の人生や、物語が 興味深いということなのかも知れな…

「貸本マンガ史研究」15号到着

特集は<追悼・佐藤まさあき・1>である。 まだ全ては読んでいないが、彼が『ねじ式』の 発表当時、最大の賛辞をおくり、自分でも このようなものを描いてみたいと語っていた と言う権藤晋氏の証言が面白い。 〜前衛美術評論の石子順造でさえ評価を 留保し…

『あかく咲く声』(緑川ゆき・

花とゆめCOMICS)を読みだした。 2000年に刊行されたシリーズ。 生徒から別の短編集を紹介され、 それが面白かったので、これを 購入してあった。 学校生活の中でのファンタスティックな ストーリーがなかなかユニーク。 書店では目立たない存在だが。 …

椙山女学園大学・マンガ論A期末レポート

萩尾望都の短編『半神』についての講義を 受けて、二つの課題を書いてもらった。 今月20日ごろまでには評価表に採点 結果を記入せねばならない。 2年生〜4年生が受講している。

奥成達より同人誌「gui」が届く。

詩の同人誌として、創刊から10年はぼくも 参加していた本。 近年は短編小説やエッセイ、翻訳、イラストなど 209ページもあるユニークな同人誌として 継続中だ。季刊72号は立派である。 銀座酒場のママ、定年退職編集者、グラフィック・ デザイナー、…

フォーマットだぁ

掲示板のカキコでワードの不具合について 修復のヒントをいただいたが、どれも成功 せず、結局リカバリしてしまった。 数年ぶりのことであったので、なんとなく 時間がかかってしまう。

のらくろ館・開館5周年記念で

<まんが・マンガ・漫画サミット>なる催事を 行うという便りがとどいた。 現在、日本全国にある、まんが館(20館)を 紹介する展示を、8月4日〜15日まで やっているとのこと。 同時に「追悼・山根赤鬼原画展」を30日まで 開催中のようだ。 (江東区…

「ダヴィンチ」に『漫画に愛を叫んだ男たち』が

呉智英さんの連載である。 A先生の『まんが道』とのカップリングで登場。

『王と鳥』(『やぶにらみの暴君』)

ポール・グリモーのアニメーションDVDを発見。 ほとんど、忘却の彼方にあったので栄の地下街で 購入し、ホテルで見てみた。 セリフが非常に少ないのに驚いた。 改作といっても、ラスト部分が未完成のままで 完成がノビノビになっていたのを、会社が勝手に…

集中講義終了

最後のコマで、レポート課題を出して(4つのテーマから 1つを選んで、自由に書くという形式) 27日シメキリなので、風俗の現場調査などは期待出来ない。 比較的簡単な課題にした。 生活の中での実感を書けということを強調。

ぼくの非常勤講師業の体験を語ろうと思う。

大学文学部での「マンガ論」と 専門学校での「マンガ創作」の二つに 大別されるのだが、基本的にはまったく同じ 内容で教えている。 「マンガ創作」のコースでは、それにシナリオと ネームという創作課題が加わり、作画についても チェックを入れるくらいだ…

椙山女学園大学・集中講義

あすより『現代風俗文化論』2日間6コマ授業である。 SFを風俗という視点から回顧してみたら〜とか 笑いの変質、色彩で読む戦後、「深夜」とは? そして性同一性障害とゲイ・パワーについて などなど、駆け足で戦後を走り抜ける予定。 中京大学の半期授業…

『ホムンクルス』3を購入。

1も2も買っていたのに、書棚に見えず。 家人はこのようなオゾマシは見ない。 謎の失踪?!か。コワイヨ。 中京大学のマンガ論レポートの採点を継続中です。

『やぶにらみの暴君』のグリモー

DVDで短編集が出ていたので購入して見た。 彼と彼の編集室が実写で見られ、そこに キャラがからんで、会話を交わしつつ 作品を見ていくという、しゃれた構成に なっている。 物語を整えるのではなく、あくまで<動き>を 描くことから、想像力を拡大して…

椙山女学園大学「風俗文化論」講義

台風が接近という28日に出発し、栄のガーデンパレス ホテルに宿泊。 翌日1限から3コマずつ、土曜まで3日間授業である。 戦後の風俗変化を、13テーマほどに分類し、ぼくの 体験を交えてしゃべるというものである。 広告コピーの歴史では、戦中の国家コ…