長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

喜久屋書店で専門学校マンガ・コースの作品展

の件は、長崎屋が1階ショーウインドウに映像 告知の企画まで学校側にまかせるということに なったとの報告があった。 ケーブルTVのスタッフが参画してくれれば 文句ないところだ。学校とは兄弟なのでOKして くれるかも知れない。 長崎屋は店内での誘導…

原稿にトーン貼り。

なかなか終わらない。作業中に近所に住むマンガ家 志望の青年から電話があった。作品を見てほしいと のことである。 あす昼に会うことにした。

DVD『タイム・アフター・タイム』を見る。

マルコム・マクドウエルがどんな感じで演じるのかと 期待していたのだが、タイムマシン・テーマの 軽い喜劇だった。 切り裂きジャックがさっぱり怖くないのがタイクツ である。ニコラス・メイヤーにしては発想が平凡。 マクドウエルに一目ぼれしてしまう銀行…

DVD『ミザリー』を中古で見つけたので購入。

スティーブン・キングの原作で、作家がとんでも ないファンから襲われるという面白い映画だった。 久しぶりに再見したい。

フェーマススクールズからの自由課題マンガ作品を

インストラクションする。昆虫キャラのファンタジー というちょっと珍しいマンガのネーム・下絵だ。 出産をするキリギリス、襲いかかる野良猫…。 それを天界から見守る女神。このキャラクターの 説明が不足で、昆虫界との関係がアイマイで分り にくくなって…

中京大学の今期非常勤講師を招き一夜の懇親会を

開催というお知らせが来た。 だがその夜が木曜日に当たり、金曜日の宇都宮の 授業があり出席出来ない。欠席のハガキを出した。

アート&スポーツ専門学校マンガ・コース2年生

の山口君の魔術師物長編小説を読み始める。 マンガももちろん描いているのだが、1年生時代 からすでにライト・ノベルに強い興味を持ち、書き はじめていたようだ。 「月刊ドラゴンマガジン」(富士見書房)に投稿 する予定だという。このようにマンガ課題以…

帰途、久しぶりに「コミックバンチ」を購入した。

永井豪の『バイオレンスジャック』の新連載が開始されていたからだ。 帰宅したら、講談社フェーマスから、生徒作品が1点送られてきていた。

今日は5時頃に起きて、軽く入浴し7時に朝食。

大垣女子短期大学へ8時40分到着。9時より1年生の 文化表現論<広告コピーの歴史>。 戦中の国家標語「贅沢は敵だ」を花森安治が「贅沢は素敵だ」と 書き換えた話から、ライトパブリシティができたあたりまでをする。 次回は糸井重里までたどりつかねば…

4時30分に終えて、大垣市のホテルへチェックイン。

TVで久しぶりにプロ野球中継を見た。 巨人対ヤクルト戦。昨夜も巨人は負けた。 ズラリと揃ったスラッガーたちが、ちっともヤクルトの ピッチャー達を威圧していない。 凋落は昨年来から顕著だったが、ここまで来てしまった のか…。堀内監督という、巨人が…

水曜日は中京大学(『来るべき世界』を読む)

を終えてから、隔週の椙山女学園大学へ。 ここも『来るべき世界』が1コマ目、2コマ目は 『鉄腕アトム』から『PLUTO』へ<マンガ史の 中のロボットたち>。 女子大生は、殆どSFマンガを読んでいないようだ。 普段読まない分野のマンガをいろいろ取り…

あす、宇都宮の授業のあと、先週と同様に名古屋へ向かう。

中京大学のゲストハウス泊で、水曜に講義2校。 大垣市へ夕方向かいホテル泊、木曜講義の予定だ。

日本マンガ学会より会誌「マンガ研究」7号が。

今号の大特集は<戦争をテーマにしたマンガ・漫画資料> である。これが、なかなかすごい。清水勲さんと内記稔夫さん が、徹底して集めた資料一覧である。 日本で、現在これだけのデータを短期に集められる方は、この お二人をおいては有り得ないはずだ。特…

『ひみつのアッコちゃん』のDVD全集のための解説を書く方

から、大量の雑誌作品コピーが送られてきた。 集英社〜小学館〜講談社と長年にわたって多くの雑誌に 連載されたこの作品は、東映動画でアニメ化が繰り返され てきた。そのため、雑誌でもさまざまなバージョンが生まれ どれを誰が担当したか、現在では不明な…

元小学館の武居俊樹(『レッツラ ゴン』の武居記者)の

赤塚不二夫小説が5月下旬、文藝春秋より刊行との知らせ があった。九段で出版記念パーティをやるという。 昨年、ぼくの『漫画に愛を叫んだ男たち』(清流出版)を 読んで、「ぼくも赤塚先生のことを書きたくなった」と 宇都宮にやってきて、一夜痛飲した。…

帰途、宇都宮パルコ前の長崎屋5〜6階に出来た

喜久屋書店を初めてのぞく。 6F全面がマンガだった。ただ、3分1ほどが 幼児画の展示コーナーになっていた。 『PLUTO』02豪華版を購入。 宇都宮の専門学校校長が、マンガ・コースの 作品展をいずれどこかでやりたいと言っていた のを思い出し、こ…

今日は宇都宮の専門学校で5コマ授業。

1限目はアニメ映像史。ディズニー1920年ころの 無声アニメDVD]を見てもらいつつ、アニメの 最も初期のことなどをしゃべる。 2〜3限目は1年生3クラス合併の「マンガ知識」 4〜5限目は2年生作品制作。課題下絵コメント付きを 返却し、それにペ…

善意で書いたものが、逆の意味に受けとめられて

抗議を受け封印したものが実に多い。 マンガでは『ブラック・ジャック』の数作品が それに当たる。常に時代の先端で新たな領域の作品 を開拓し続けてきた手塚先生の宿命とも思える。 次の時代に向けて人間を深く描こうとすれば、 描き手と読み手の間にズレが…

『封印作品の謎』を続けて読む。

著者の安藤氏は、前書きで<私が興味があるのは 封印作品そのものではなく、封印作品を生み出す メカニズムだ。生きとし生きるものにはそれなりの 意味があると思っている。それは人が生み出した 創作作品でも同じだ。人が思いをこめて作ったはずの 作品の存…

宇都宮の1年生に書かせた初めての文字原稿。

吹きだしの中のネーム文字が、きれいに正確に 書けるように〜という目的もあって、ミニ・ エッセイを書いてもらった。 ショート・ストーリーのタッチで書いた生徒も 数人いたが、まあこれも良しとする。

宇都宮のマンガ・コース2年生の作画課題

にコメントをつけた。やっと終了。1年生のミニ・エッセイ は、まだ大半が残っている。 自分の作品のトーン貼りは中断だ。連休にやるしかない。

さすがに疲れが出たので、↑と『封印作品の謎』を

ごろごろ横になりながら読んだ。 安藤氏は実に多くの証言者に当たって<謎>を追求 している。マズイものにフタという封印行為そのもの についての論考にもなっている。単に封印すれは、 隠されたものの問題が解決できるか〜といえば、コトは そう簡単ではな…

この作品でアトムは百万馬力にグレードアップ

されたのである。その改造者が天馬博士だ。 マンガ研究家で、このほど大学助教授となり 九州へ赴任した宮本大人さんは、『プルートウ』 で、この天馬博士を浦沢氏がどう描くかを 注目している〜と伊藤剛さんの日記にあった。 なるほど、父親像をどう解釈する…

帰途、『PLUTO』01<豪華版>3版目が

宇都宮八重洲ブックにあったので、おくればせながら 購入。ところが、帰宅して伊藤剛さんのはてな日記を のぞいたら2が出ているとありビックリ。 また宇都宮は入荷しなかったのか??別に初版が 欲しいとかいうのではない。早くまとめて読みたい だけなんだ…

今日は宇都宮の授業だった。

1年生は400字原稿用紙体験のための2枚の エッセイ。それをヒントにしたマンガ原作シナリオを 後で書く。 2年生もシナリオ書きの時間。メモやプロットだけで 安易なネームを書かぬよう〜と、うるさく言っている のだが…。さて…。

藤原カムイの『GREAT』#4<チョコレート・

パニック>(双葉社・1988)はどうなっている のだろうか? 黒人のタラコ唇描写が全面的にあり、とても出せ ないということであろうと思うが、なかなか面白い 作品で、ぼくの好きな単行本の1冊に入る。

『封印作品の謎』(安藤健二・太田出版)が

送られてきた。著者の安藤さんから、先日お電話を いただき、はじめてお話ししたあと、送っていただく ようお願いしていたのである。 安藤さんはこの第二弾の取材をされている最中で ある。そうした状況でこの日記にも書いた『オバケの Q太郎』封印中につい…

帰宅してからは、宇都宮のマンガ・コースの

生徒作品(下絵)にチェックを入れ、コメントを 付ける。3分の1ほどの点数。

『古道具 中野商店』(川上弘美・新潮社)を

購入。久しぶりに川上弘美を読んでみたくなった。

2限はマンガ原作・原作として使われた小説

など、文学がどれほど日本のマンガに深い影響を 与えてきたのかを述べる。 マンガのレベルが高度化した現在の状況で、文学が マンガに対しどんな影響力を持ち得るのだろうか?