2005-04-24 『封印作品の謎』を続けて読む。 著者の安藤氏は、前書きで<私が興味があるのは 封印作品そのものではなく、封印作品を生み出す メカニズムだ。生きとし生きるものにはそれなりの 意味があると思っている。それは人が生み出した 創作作品でも同じだ。人が思いをこめて作ったはずの 作品の存在が、闇に葬り去られるのはそう簡単なこと ではない。そこには日本社会の持つ歪みや、人間同士 の葛藤があるはずだ。>と記している。