長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

『封印作品の謎』を続けて読む。

 著者の安藤氏は、前書きで<私が興味があるのは
封印作品そのものではなく、封印作品を生み出す
カニズムだ。生きとし生きるものにはそれなりの
意味があると思っている。それは人が生み出した
創作作品でも同じだ。人が思いをこめて作ったはずの
作品の存在が、闇に葬り去られるのはそう簡単なこと
ではない。そこには日本社会の持つ歪みや、人間同士
の葛藤があるはずだ。>と記している。