長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

夕方家内と買物

◎学校の校長先生から、お電話。
今月八日に、マンガ二年生の作品を、某版元の編集者が
見に訪れるから、それまでは、講義時間を解放してやって
欲しいとの事であった。
涼しい曇りの一日だった。まさに梅雨という事であろうか。
◎昔は、現代詩人として活躍した清水昶さんが、昨日か?に
死去された。彼は、アルコール中毒だった時期もあり、矯正の
病院にも入ったことがある〜と、聞かされたことがあった。
大変な才能を持っていた人物だ。
しかし、アルコールは、その感性をむしばんでしまったと思う。
復活を賭けて、大量の句を詠むようになり、それは彼のブログに
公開されてきた。
「十万句を詠み、ノーベル賞だ!」とジョークをとばしていた。
 しかし、酒はやめられなかった。三千句過ぎたあたりから
ペースダウン。70歳を過ぎたところで、死が待っていた。
残念だ。しかし、ゆるやかな自殺に思えてならない。
 「生きる!」決心なら、やはり「詩」を書くべきとぼくは思っていた。
だから、ぼくは次第に「俳句サイト」から、とおざかった。なんか、哀しい
ですよ。酒はいいけれど、結局「詩」を殺すような飲みっぷりは。カッコ
良くない。赤塚不二夫の詩人版を見せつけられるようで、ぼくにはつらく
感じてしまうのだった。
 高取英氏はブログで、昔の出会いを書いていた。あのころは、良かったの
だな。人ごとではなく、老いる厳しさを改めて知らされた。
 昶さん、いずれ会いにゆきます。自分だって、ひとの事をあれこれ言えた
もんじゃない存在だからね。かつて「現代詩」を書いた<仲間>として
別れのあいさつをここで告げたい。
 もっと先に死んでしまった「ナベサン」とも一緒で、呑みたいなあ。