長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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現代詩の現在

◎今日は宇都宮の専門学校の変則授業で午後2コマ。
1年生の漫画制作。課題の遅れがずっと続いている
ので、そのネーム・下絵に取り組んでもらう。
テストは実技なので、その作品も評価の対象として
いる。
2年生のテスト課題『別れ』の作品が回収されたの
で受け取った。
◎帰途、駅ビル八重洲ブックで『現代詩作マニュアル』野村喜和夫・詩の森文庫)を購入。
コンパクトにまとめられた一種の入門書だ。
現代詩の歴史もちょっと。戦後詩のスタートは
『荒地』グループから始めている。なるほどね。現在の
十代にとっては、これでも相当に古く感じるであろう。
小説・シナリオコース内での授業のヒントになれば〜と
買ってみた。
野村氏にはぼくのパロディマンガについてかつてエッセイを
書いていただいている。ぼくが詩を書いてきたことも当然
知っていた。お会いしたことは無いのだが…。
彼はいま第二の『荒地』が始まっているのではないか〜と
書いている。それらの詩人を知るための1年になるかも知れぬ。
学生にとってではなく、ぼくにとってだ。
◎「月刊広場」2月号が到着した。265号!
編集人林さんの情熱は絶えることがなく、コンスタントに刊行
されている。驚異だ。「漫画誕生から黄金バットの時代」展の
内覧会に行かれた、そのレポートがある。
◎さて、あすは上京して新宿へ行く。高校時代の美術部のメンバーと
会うのだ。数年ぶりの会合である。のん兵衛は居ないので、静かな
会食となる。ぼくは1泊するので、結局飲みに行ってしまうが…。