長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

書評家・古書ライターの岡崎武志さんや

呉 智英さんらとのシリーズになるようだ。 正式な細目が決定したら、またここに宣伝を する予定。一応時間帯は1時〜3時である。 名古屋市中区栄4丁目・中日ビルの教室で行う。 中日新聞社・文化芸能局・荻さん担当。 ℡ 052−263−7111 (20名の…

6回シリーズの演題

第一回・風雲トキワ荘伝説 =天才マンガ家たちの青春= 第二回・赤塚不二夫とギャグ作り =キャラクター誕生の瞬間= 第三回・パロディ・ナンセンスと70年代 =SFもジャズもタモリも= 第四回・おもしろマンガ編集者烈伝 =こうしてヒット作が作られた=…

名古屋・栄中日文化センターで10月から

「体験的マンガ論」(仮)と題し月に1回 ずつ半年のスケジュールで講座を行うことに なった。毎月第四水曜日・10月26日より

たけくまメモで発表した平田弘史さんの書

による「萌えTシャツ」の代金を、青林工藝 舎に為替で送る。

大友克洋がフランスの賞「芸術文化勲章

シュバリエ」を受賞との報が、漫画史研究会 のメーリングリストから寄せられてきた。 シュバリエとは騎士の意とか。

大垣女子短期大学のマンガ・コースの

生徒の<受賞リスト>を、宇都宮の講師の 方に送付。 大垣では1996年度からの学生たちの 投稿マンガの受賞者が40名を超えている。 よく、専門学校の投稿者はダメという噂が あるが、ここに限っては、なかなか好成績 なのである。 「なかよし」「別冊フ…

宇都宮アート&スポーツ専門学校からは

夏休み明けに行われる「定期試験」の科目 確認書が来た。これにも印鑑で確認し返送 せねばならない。

同校で行われた「授業アンケート」(先生

評価)の結果表を見て、それに対する「意見 書」を書く。FD委員会とやらに送付する。

椙山女学園大学から宅急便が到着。

20日に締め切ったレポートである。ここは 通年だが、後期は「マンガ創作」と、科目名 が違う。受講生は<創作>が邪魔なのか、 前期より少ない。 ネーム・コマ割りの創作をやっているのだ。 マンガ作画は行わない。マンガ理解のための 方法のひとつとして…

帰宅はいつもの時間。まだ暗くはなっていない。

bk1より、注文しておいた『アジアMANGAサミット』 (関口シュン・秋田孝宏編)、『シグルイ』(3)、 『13』(古川日出男)が到着していた。

少年マンガにおける「日常」描写などを考えている内に

ぼくはこんな所に迷い出てしまっていた。そのことを 雑然とだが、講義の中で喋ってみたのである。 もちろん、マンガ史の中での『スットプ!にいちゃん』や 『ナガシマくん』などの、ギャグ・ユーモアの中にあった 日常性からだどりつつだったのだが…。

助にあずけられた5歳の園児タイキが、住宅地で起きた

血なまぐさいニュースを聞きながら、園児たちの積み木を壊す。 そしてこうつぶやくのだ。 「生まれては死に、死んでは生まれ、意味がねえ、全然意味が ねえ」ニヒリストの園児に、思わず笑った。 まさか園児にこんなことは言えぬだろう。作者のメッセージ か…

その第二話では、母を喪ったあと不登校を続けて1年

たつ少年・助(たすく)が、父親から借りたパソコンで、 自殺志願者のサイトを見つけ、そこから自分か住む 「朝日台ハイタウン」周辺の志願者に電話を掛け、有料で <自殺見届け人>を始める話しだ。 志願者たちが<安全に、確実に望む通りに>死ねるよう 自…

現在の子供たちは、日常、理不尽に降りかかる<死>

というものがテロリズムなどによって、自分にも訪れる かもしれぬ現実である〜ということを知ってしまったのだ。 岡崎マンガの死など、「そんなこともあるじゃん」と 言い切ることが当然のようになっているのではないか? そうした心理状況にあるという前提…

しかし、マンガという「場所」を離れてみれば、

この岡崎の描きかたが、特に早かったわけではないと思う。 ぼくのような老人は、ゴダールの『気狂いピエロ』での ベルモンドのナンセンスな爆死ぶりを見ているからだ。 『勝手にしやがれ』など一連の作品を岡崎はビデオか 再上映で観ていたのだろうか。

話しはちょっと少年マンガの日常の「異化」

ということに移る。楳図かずおの『漂流教室』の SF的異化ぶりを思い出してほしい。普段、少年が 通っていた学校の消失。 この作品を初めて読んだときのショックを…。 ところで、ニューヨークのツインタワー・ビルの 消失ぶりを、TVのニュース報道で繰り…

KARTE・3では冒頭、カップルがこんな会話

を交わす。 男「ねえ?一緒に死なない?」「いいクスリあるんだよ」 「眠るみたいに死ねるの」「一緒にどう?」 女「バッカないの」と彼女は立ち去る。 だが、後日〜ベッドの二人。 女「死なないじゃん、このクスリ!!」「アホらし!!」 と怒る。 男「バッ…

椙山女学園大学でも大垣女子短期大学でも

新しい「日常」を描くマンガ。「異化」する現実〜と 題して喋った。 これまでは、「日常」を描く・「日常」を「異化」 する〜というかたちでマンガ作品を読んできた。 しかし、浅野いにおの『ひかりのまち』を読んでいて、 気持ちが完全に変化した。 そこか…

『Mr.インクレディブル』と『裏窓』DVDを購入。

箱男さんのブログを拝見し、インク〜を見たくなった。 週末に見よう。そうか『ウオッチメン』も…ね。 ああ〜なんてぼくは不勉強なんだ。もの知らずも いいとこだ。 『アンブレイカブル』もまたまた見直さなくちゃ。

アート&スポーツ専門学校から定期試験確認書を

送付するとの電話がある。夏休みが終えるとすぐ テストということだ。 ここは今まで3期制だったので、何となくヘンに 感じてしまう。採点が1回減って楽?というかも 知れないが、今度は200点採点でやるというのだ。 普段の受講態度やら何やらを100点…

たけくまメモで発表のTシャツ(萌え。平田弘史・書)

青林工藝舎へメールで申し込む。 名古屋の8月の集中講義に間に合うかな?

名古屋は明日の午後の授業である。

明日早朝出発でなんとか間に合う。今日は 講義録の手直しをやることにした。

メモノートに挟んであった大学からのホテル

予約メモを一応見たら、なんと26日予約と なっている。あれれ、そうだったの?? 4月に来たメールを確かめるとあすが最終 講義日だ。 だが27日が試験の最終日。教務・分室 の担当の方との<最終日>違いだった。 メモをもらったとき、それを確認せず、…

浅野いにお『素晴らしい世界』(2)を読む。

マンガにおける「日常生活」は、もともと、 新聞4コマものによって多く描かれてきた。 子供マンガでも『マアチャンの日記帳』(手塚 治虫)があるように、少女雑誌でも『チャコちゃん 日記』(今村洋子)などが有ったと思う。 日記というかたちで、子供たち…

今日こそ仕事ナシでゴロゴロだ。

フェーマススクールズへの宅急便を出しに行き 「ビッグ スピリッツ」を購入。寝転がって 『ホムンクルス』などを読んでいたら『日露 戦争物語』(鬼才!江川達也先生)がッ。 思わず目を伏せなかった(笑)。 明治天皇の顔ばかりがアップ。勝利に酔う日本 人…

さらに同誌には、藤子不二雄Aさんの書き下ろし

コミックエッセイ『日本とぼくが生まれ変わった日』が 8ページ掲載されていた。 久しぶりのハイキー・タッチの絵である。 楳図かずおさんはデビュー50周年だが、A先生はすこし 上回る。終戦の年から漫画を描き続けてきた〜と、この エッセイには記されて…

あす家内が購入したベッドが搬入されるとかで

机などの移動を行う。 その机上にのっていた「潮」8月号をひらいたら 楳図かずおさんが「現代の主役」に登場しておられた。 <怖さを知らない人間ほど怖いものはない>。 「政治的な対立から、日本は気に食わないと思って いる他国の人たちに一目置いてもら…

たけくまメモ(竹熊健太郎・ブログ)で、平田

弘史書「萌え」のTシャツが青林工藝舎から 発売との発表があった。 書は竹熊さんが、取材に行った際に書いてもらった ものだが、なかなか素晴らしいので、これをTシャツ にしてもらい、授業で着て講義したいと、ぼくがお願い したのだった。 それが実現し…

10月下旬から開始予定の名古屋栄・中日文化

センター講座宣伝のためのイラストを1点描く。 6回分のテーマを決めて、諸書類と一緒に19日 には発送の予定。

吉増剛造『黄金詩篇』を久しぶりに読む。

元気元気イッパイだ。70年刊行の詩集である。 やはり<時代の勢い>というものを感じるなあ。 これ、今の若者が読んだら、どう思うだろう。 高校の国語教科書に載せてみろ!!