長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

その第二話では、母を喪ったあと不登校を続けて1年

たつ少年・助(たすく)が、父親から借りたパソコンで、
自殺志願者のサイトを見つけ、そこから自分か住む
「朝日台ハイタウン」周辺の志願者に電話を掛け、有料で
<自殺見届け人>を始める話しだ。
 志願者たちが<安全に、確実に望む通りに>死ねるよう
自殺をコーディネイトし見届ける。
 助は、自殺を悲しんだり、怒ったり、批判したりは一切
しない。
こうした物語は、年間3万人の自殺者という現実を背景に
して描かれているはずだ。もうマンガでも平凡な日常を
「異化」する必要が失われてしまったといっていい。