長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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『貸本マンガRETURNS』

◎「東京新聞」のO氏から書評の依頼電話があった。
『貸本マンガRETURNS』 (貸本マンガ史
研究会編)が出たので〜ということである。
 雑誌の方は何冊か梶井さんから送っていただいて
いた。単行本が出たということは、これらの記事から
もいろいろ転載されているのであろうか。どのような
構成か楽しみである。
◎例によって○○?小説の下書きを少しと、入力も
ちょっと…。のろくのろく書く。といって、やたら
凝った文体とかではないのだが…。
学校が再開されるまでに、どれくらい進むのか?
注文を請けたものではないので、気合の入れ方が…。
いずれにしろ、書き始めた以上、ラストまで!
でないとT君にあわせる顔がなくなるゾ。
アート&スポーツ専門学校の教官T先生より電話が。
追試の1年生の作品を送らせますとのこと。
◎先日購入した冬野さほの2冊、少し読んでいるが、
漫棚通信」さんのブログ通り、彼女の作品は解体し
どんどんイラストレーション化している。
キャラも学生たちから、子供・幼児と変化し、数ページの
ミニ作品になってしまっている。
 絵もそれにつれて、簡略化しシンプルに。やはりストーリー
マンガから退場したのだ。 『ポケットの中の君』<マーガレット
コミックス>自体も、ページ数は多くても、物語性は非常に弱く
タッチで見せる〜といったタイプのものだ。
 スタイリッシュでデザイン志向である。こうしたスタイルの
作品はもう雑誌では見られなくなってしまっているのが現在だろう。
絵がうますぎると、えてしてこういう方向に流れてしまう。
ちょっと惜しい才能である。もっと物語を描いてほしかったなあ。