長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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専門学校の年内授業

アート&スポーツの1年・2年2コマずつを
同人雑誌原稿制作に開放した。
これで年内授業は終了。あとは4日間のアトリエ開放に
入る。1年生の遅れぶりはかなりのものだ。
どこまでシメキリを延ばせるかが教官の苦労の種になる
だろう。
帰宅してみると惑星大怪獣ネガドンDVDが
到着していた。
たった一人で2年余の期間をかけてCGで描いて動かした
怪獣映画〜という作品。
作者(監督)がインタビューでしゃべっているように
「怪獣」は<昭和年代>のものだからドラマは昭和100年
という発想。こういうこだわりが全てのようなシンプルな
構造の作品だった。舞台は東京となっているが、作者の生まれ
た子供時代の名古屋の街の記憶イメージが描かれている。
ポスターに<総天然色>と書いたような、色調とかつての東宝
SF映画のテイストで楽しませてくれる。
初期短編も収録されていた。今後、この作品の発展形態で商業
作品を制作するとなれば、やはりシナリオに工夫をくわえねば
ならないであろう。

夜に入ってマガジンハウス担当者より、『赤塚不二夫天才ニャロメ伝』
の献本先について連絡があり、もう少し部数的に余裕があるということ
だった。忘れていた人がいたので、お願いしたりする。