長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

名古屋から大垣へ

おとつい名古屋ガーデンパレス泊。
ツインルームをあてがわれた。7階のツインは2度目だ。
ここにはシングルルームのようにPCが無いので、はてな
ログイン出来なかった。
それに、携帯電話を家に忘れて宇都宮へ行ってしまったのだ。
名古屋は13日朝、雪が降ったとか!夕刻は全て溶けていたが。
14日午後から椙山女学園大学2コマ講義。
トーマの心臓』を読む〜で1コマ。
マンガ同人誌の意義・問題・発展〜で1コマ。
この講義時に同校のマンガ愛好会発行の同人誌「扉」を
生徒に回覧した。学科長のK先生から以前いただいたまま
控え室のロッカーに眠っていたものだ。
ところが、返却された本に封筒がはさんであった。
手紙が入っている。「この本は個人的に楽しむためにつくられた
ものです。」「作品を書いているのを知られたくない部・員もいます」
「無断で回覧しないで下さい」「会の関係者にアポをとり部長の
許可を取って下さい」といった趣旨の文がここ書かれていた!!
なななな、なんだって???
本学の部会予算で印刷され制作製本された同人誌が、なんと
大衆向きに描かれたものではない>から、授業などで回覧するな
というのである。信じられない!この教室の生徒は大衆であって
同人のレベルとは違う?とでもいうのであろうか??
まさか部長さんはこんな偏狭な考えはお持ちではないと
ぼくは信じたい。この1部員受講生の勘違いであると思いたい。
いやしくも「情報コミュニケーション科」での授業なのだ。
個人的に同人誌で遊ぶのは自由である。それは個人誌でやればいい。
いやしくも椙山女学園大学の名前をクレジットした本でやるべき行為
ではないであろう。「表現行為」をどう捉えているのか。いずれ、学科長K先生と話しあう必要があるかも知れない。

名駅地下・三省堂で購入した
『実録!少年マガジン名作漫画 編集奮闘記』(宮原照夫講談社
の紹介もちょっとした。まだ半分程度しか読めていないが…。
とにかく面白いのである。

大垣市へ到着してみたら雪が積もっていた。
今日の大垣女子短期大学講義は1限が「アニメ論」。
『ファンタジア2000』上映。まず旧作の『魔法使いの弟子』から
見てもらった。かつてここで話題になった、大二次大戦中に米軍から
接収した『ファンタジア』等を、小津安二郎らが将校らと戦地で鑑賞
した話しなども語っておいた。
2限は「マンガ史」。ここでも同人誌の発展について。

帰宅は夜7時。
アマゾンで購入した『ロリータ』が到着していた。
ほかに「月刊広場」12月号。
四国徳島北島町小西昌幸さんから「創世ホール通信」131号。
徳島県立文学書道館では来年1月7日〜3月3日まで
竹宮恵子の世界展」がある。チラシが同封されていた。
それと創世ホール2Fハイビジョンシアターでは
三上寛 VS JOJO広重」<北島アンダーグラウンド・ナイト>
2月8日(土)7時開場・前売2500円
が開催される。寛ちゃんとはずいぶんご無沙汰である。
これは相当エキサイトするジョイントだなあ。

本日『赤塚不二夫天才ニャロメ伝』が発売である。
日記を書いていたら「週刊文春」編集部Mさんから電話があり
同書についてインタビューしたいとのことだ。
来週火曜日に宇都宮駅前でお会いすることにした。