長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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生徒のシナリオ読み

専門学校の1年生の課題シナリオを読む。
天界の天使の学校に転校生が〜。
この学校では天使に結界を張ることを教えるらしい。
結界は忍者だったが…もう古くて、最近は魔術師が
張ったりするようだ。
で、何で天使なのか?どんな結界なのか、絵がどう
なるのかが丸で書かれていない。
天界は魔界とケンカしないと条約を結んだというし…もうご都合の連発。ナンセンス・ギャグならなんとか
なりそうだが、全然その気ナシ〜。ハァ困った。
コメント付けが長文になる。
先日この日記にコメントした
『伝説の午後=いつか見たドラキュラ』を、ずいぶん久しぶりに見てみた。
ロジェ・バディムの言葉が引用されている。
『血とバラ』の監督だ。
大林作品はやはり「青春時代」そのものの
若い感覚で撮られている。
美女の首筋にストローを刺して血を吸うドラキュラとか三味線をギターのように
背負った小林旭の流れ者の決闘パロディとか
分り易いギャグも散見するが、やはり映像の断片
コラージュ。全てが若く、遊びに満ち、そして
感覚が優先されていた。友人たちが出演の自主映画
だから当然であろう。専門学校映画コースみたいな
若い人たちが見たらどう感じるのかなあ。
やっぱり「古い」ということであろうか。