「見えないマンガ」
マガジンハウスへゲラを返送しにいき、ついでに
「別冊パチスロパニック」を購入。
ぼくはパチンコもパチスロもやらない。
マンガ学会の来年の大会では「見えないマンガ」の
一ジャンルとして、この分野のマンガ雑誌を研究対象に
取り上げるのだ。
学会事務局のYさんは、こうした雑誌に描かれるマンガ
に非常に面白い作品があると理事会へ数誌持ってきた。
今後、わけが分らないなりに、少しずつ読んでいってみよう
と思う。
エロでならした白夜書房の末井さんが、この雑誌の
発行人である。面白くないはずがナイと思う。
ボロボロになってカバーも無い貸本マンガ短篇誌が
ネット古書店で売られていた。
曙出版の「ハイティーン」などである。ぼくが執筆している
のでメールで注文。ぼくはこの当時の本は、全て盗難にあい
所持していない。
国際こども図書館が所蔵する200冊ほどの貸本の中に10
冊、ぼくの描いたものが有るのを、ファンの方が知らせて
くれている。未見であるが…、(見にいくのも恥ずかしい!)
傷ついたやつは、ぼくが持っていてやろう。
ただぼくはコレクターではない。盗難にあったことがひとつの
キッカケとなり「描いた本は全て読者の手にあることが良い」
自分は頭の中に本をしまっておけばよい〜との考えを持つよう
になった。現在でも変わらない。
佐藤書房に2冊有りましたよ〜と知らせていただいたりしたが
そんな高価なら、そのお金で別の読みたい作家の本が買いたい
と思ったものだ。今回購入のものは安い安い。
夜は椙山女学園大学生徒のシナリオ読み。