2005-03-27 「SFマガジン」はまだ創刊されていず、SFを買い集め ドップリつかるなどという環境ではなかった。 英語がだめなぼくにとっては、だから手塚マンガがSFの 中心にあったのだ。マンガ『トキワ荘物語』(「COM」)に 当時の思い出をちょっと描いたことがあった。 元々社という版元から出たSF単行本シリーズを赤塚・ 石ノ森・ぼくの三人で替わり番こに購入したりした。 『人間の手がまだ触れない』(R・シェクレイ) 『人形つかい』(R・ハインライン) 『火星人ゴーホーム』(F・ブラウン) 『火星人記録』(R・ブラッドベリ) などなど…ゾクゾクして読んだものだ。 SFが不足状態のときは、もっぱらミステリーを読んだ。