長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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厳しいマンガの売れ行き

★編集氏の情報では、やはりマンガ本の売行きが
相当に落ち込んでいる様子。
当然と言えば当然ですが、やはり回復は大変だと思う。
人間の苦しみが、笑いを産んできたとすれば、やはり
ナンセンスとギャグに編集は力を注ぐべきだろう。
あー、こんな時に、若い体力とスピードが有ったらーーー
と、思ったりです。
★慌てても、「せんなかるまいに」(つげ義春)だな。
再開は、じっくりだ。
★★引っ越しで、古い箱から、かなり懐かしい写真が出てきた。
そこから、クロニクルに相応しいものを、選んでみた。水声社
編集部へ送付したい。都筑道夫先生とのものや、星新一先生との
ものもある。貴重なものだ。
★★★いよいよ児童ポルノサイトのインターネット接続遮断が
開始された。大手九社が実行。ネット接続の七割を占める会社
九社が参加している。
●アマゾン・マーケットプレイスから
 『錦絵のちから』(冨澤達三・文生書院)が、到着。
 こんど、葛飾区のお仕事でお世話になる冨澤さんの著作である。
 お仕事とは無関係である。氏の研究分野を少し知りたいので購入。
 本の中ほどで、安政の大地震が鯰絵となって、庶民に多く浸透して
 いったパートがあって興味深い。
<金持ちをゆする地震鯰><世直し鯰><流行神化した地震鯰>などなどだ。
 参考図も豊富だった。これでカラーがもっと多ければ文句ナシであろう。