UFOはどこに？

●本日はお休みだが、イラスト・コース
１年の課題、下絵段階でチェック。
明日もやる予定。
●『新・ＵＦＯ入門』。唐沢俊一さんの
論考である。
日本のＳＦが、同人誌「宇宙塵」から
始まったのは有名だ。だが、これが発足
する際、編集長になった柴野さんと、星
新一さんが円盤研究会で出会って、ＳＦ
談義が行われていた話しがある。
★ＵＦＯ団体にはいろいろあって、そこ
にはカリスマ的指導者も現れていたという
本書の話しが、結構面白い。
●その当時は、ぼくはＳＦ同人誌から少し
離れマンガに精を出していたので、円盤団体の
こうした噂を知らずにいた。
今、思うともっと「宇宙塵」を熱心に続けて
いたら、こうした噂やそれへの批判などの
騒ぎの渦中にも居た可能性大である。
★近年、大学の風俗文化論でぼくはＵＦＯの
果たした文化現象？！について、仮想現実の
側面からしゃべってみているのだ。
＜科学的なホラ話＞研究ではない。
ＵＦＯとポストモダンとかいう本とも違う。
「われわれが、新しい現実を獲得するためには
ＵＦＯを見る必要があったのではないか」？？
と言い得るのではないか。
「今、日本人がＵＦＯを見なくなった」のは
その時代が終わり、夢の無い現実に埋没する
ようなリアルな生活に＜満足＞しつつあるのか
も知れない…。さて…さて…。どうであろう。