長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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タイガー立石氏のこと

宇都宮駅まえの「タリーズ」で川崎市岡本太郎美術館
学芸員・仲野さんとお会いした。
紹介者は、つい最近まで同市の市民ミュージアム学芸員
だった細萱さんである。細萱さんはマンガ学会の理事で
おなじみの方である。
◎仲野さんは、現在、太郎芸術との関連ということで
タイガー立石(故人)のことを調査されている。ならば
60年代の最後の数年間、関係の深かったぼくにいろいろ
聞いてみたら〜ということで、お二人がわざわざ栃木まで
おいでになった。
◎月刊誌「ボーイズライフ」や「少年サンデー」での
マンガの仕事のことや、ぼくがアイデアマンとして
参加した彼の「平凡パンチ」での連載マンガのこと、
イギリスでかつて刊行されたビートルズ・ソング・イラスト』
の中に立石作品があるという事実など、彼が知らない仕事の
情報をお話しした。
◎立石氏は、ナンセンスマンガの巨匠杉浦茂先生の大ファンで
当時、先生のご自宅へ訪問されていたとかで、それならぼくも
〜と、紹介してもらったものだ。
◎学研の中学コースのユーモアページでは、ぼくは合作もやったり
している。赤塚不二夫との超ナンセンス・ベースボール・マンガも
合作した。
太郎美術館での企画展が実現するかどうかは未定だが、ぜひ実現
させてほしいものである。日本のナンセンスマンガが失っている
シュールな表現と、子供っぽい遊びが横溢した世界があるのだ。
 岡本太郎の父は一平。日本マンガ史上では欠かせない。
<グラスの底にタイガーが居たっていいじゃないか>
◎○○?小説の下書きを少しやった。
いくらか花粉症はおさまってきたかも…。このまま治ってほしい。