中京大学で

◎２８日は３〜５時、
大学の文化科学研究所の
４階大会議室で
『赤塚不二夫天才ニャロメ伝
外伝』の講演をおこなった。
文学部の諸先生方や院生諸君を
前に、２時間。
小休憩のあと、質問タイム。
◎校内のゲストハウスにバッグを
置き、近所のお店で夕食会。
学生諸君を交え、飲みながら、
マンガの話しが続く。
◎椙山女学園大学で出逢って以来ずっと
お世話になっている酒井敏教授のお話しが面白い。
特に少年サンデーの諸連載作品に関する記憶が抜群で
いつも驚かされる。
氏はマンガを読んでいたから、文学の道に入ったと言う。
◎２９日は１時〜５時、同会議室でフォーラム。
酒井教授の「戦争マンガのリアル」
原教授の「嵐山光三郎とマンガ」
東海高校教諭・広瀬先生の「対抗文化としてのロックと
マンガの葛藤」
小休憩のあと、ぼくの「６０年代少年マンガと現代っ子文化」。
４時３０分頃に終了し、休憩のあと参加者を交えフリートーキング。
昨日同様２０分余時間オーバーであったが、充実した２日間が終わった。
酒井先生は『紫電改のタカ』を中心に話された。
データ中心主義の天沼俊の戦記と人間を中心としたちばてつやの作品との
比較で戦記の「リアリティ」を考える。
◎帰宅は１０時少し前。
小西昌幸さんから「自治労通信」のための拙著の書評テキストが
メールされてきた。３月に掲載されるとのことだ。
有難うございます。