長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

駅前喫茶店でインタビューを受ける

◎今日は宇都宮の専門学校授業。
1〜2年生の同人誌制作に2コマずつ開放した。
23日が最終シメキリということになっているのだ。三分の二は
終了しているようだ。教官のT先生が全体の管理である。
◎4時15分に宇都宮駅前のタリーズコーヒーへ。
東京新聞」の久間木氏のインタビューを受ける。『赤塚不二夫
天才ニャロメ伝』についてであるが、「ここまで描いてしまった
ら、もうおしまいですか?」と言われたので、「実は今度はマン
ガ編集者、版元の経営者などについてのモデル小説が書きたい!」
と答えた。これ、結構本気になりつつあるのだ。
 終戦当日から書き起こして20人位の人物の行動を、<フィクション>
を交えて書いてみたいのだ。マンガ出版がどんな風に拡大していったのか
「社史」ではなく、人間の側から面白く書きたいのだ。どんなタイプの
読み物になるであろうか?!400字1000枚もあれば書けるかも…。
いや書く!書くのだ!!書いてみないことには、どんなことになるか
分からない〜というのは、結構楽しいはずである。
 と、ここで放言し、責任取らなくちゃ、と自分を追い詰めるのである
椙山女学園大学から生徒レポートが送られてきた。
一緒に、授業評価アンケート結果資料も。その数値を見た上で
自己評価を書き教務に提出せねばならない。はいはい。
逓信博物館より「漫画誕生から黄金バットの時代」展の案内が
送付されてきた。サブタイトルに<松本零士コレクションでつづる>
とある。ぼくの最も初期のB6単行本『幽霊戦線』(曙出版)が展示
され、図録に掲載するから許諾せよとの「作品図版掲載承諾書」なる
ハガキも入っていた。
 1月8日からすでに始まっている。事後承諾だ。松本センセイは
著作権をどう管理されているのであろうか。かなり疑問を感じる。
このテの画像は、かつて(ブロンズ社であったか)大博物館本として
刊行され、昨年小学館クリエイティブから復刻された。
 最初のときは完全に無断使用だった。日本漫画家協会著作権部長までされているのに、その後のフォローもされていない。クリエイティブ
は本を贈呈したからそれでいいであろう〜という態度だ。
 博物館側は著作権者と連絡も取れぬまま見切り発車。松本さんとどんな
話し合いを持ったのか?実に雑な扱いである。もし、ぼくが許諾しない!
と言ったらどうする積もりだったのか?
 すごく下手クソな絵で、ぼくは恥ずかしいので、あまり見せたくない
というのが本音である。そんな人間の感情など斟酌せずコトを起こし進める
態度には、かなりの疑問を感じる。
◎フェーマスからの自由作品のインストラクションを行う。
 中京大学講演のレジュメ構成も。