長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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中京大学講演で

中京大では4月から半期授業を行うが、
それとは別枠のフォーラムで講演を今月下旬行う。
60年代の少年マンガと児童文化〜というテーマを
与えられていたのだ。
昨年から少しずつテキストを書いていたが、ほぼメドが
ついた。あとは全体の文章を整え、レジュメを製作すれ
ばよい。
◎ただ、もうヒトツやらねばならぬ講演もある。
赤塚不二夫 天才ニャロメ伝』(マガジンハウス)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838716400/qid=1134133834/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-4020769-6861027
についての講演である。
 この本を見ながらしゃべることも可能だが、それでは
いかにも安易である。やはり、ここに書けなかったモノ
について、ある程度準備が必要であろう。
 60年代の赤塚という枠をはめると、いささか硬く
なり過ぎだ。まだ時間があるので、もう一考してみよう。
◎『絶望期の終り』 (あびゅきょ)を読み始めた。
………、この細密描写と最初の部分の中身…、いまひとつ
理解できないが、どうも後半の絵をパラパラ見てみると、
ぼく好みの画面になっている。なるほど〜。
 しかし、まだそこまで読めていないので、感想はまだ書けない。
だが、他の作品も読んでみたくなってきたことは確かだ。
◎宇都宮の専門学校・教務課のKさんより電話が。
火曜日より授業です、との確認。こうしてお休みの日にも
目覚まし電話を下さるのは、この学校だけである。
 学生たちは同人誌作品の製作がどこまで進んだのだろうか。
彼らは学校が休みだと、その日はマンガを描かない〜という
人が圧倒的だ。ぼくら世代のマンガ家志望者とは全く考え方が
ちがう。恵まれる〜ということは、こういう事なのか。
 ハングリー精神ってもう死語なのだろう。