長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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初めてチ○コを描いたマンガ家は?

nagatani2006-01-05

◎サイン入り拙著20冊を
京都へ宅急便で発送し
ついでに「ビッグオリジナル」
(『PLUTO』
掲載号)を購入し帰宅すると〜
みなもと太郎さんより
コミケ本が届いていた。
『日本宰相伝<風雲児外伝11>だ。
みなもとさん、有難う御座います!!
佐賀藩誕生秘話〜例によってなかなか
面白い。鍋島の猫騒動に連なる話しだ。
簡単なネームでトントンと展開されて
いるが、ポイントをしっかり押さえて
あり、見事に腑に落ちる。
◎巻末に意外な記事が!!
<初めてチ○コを描いたマンガ家は?>
という質問に対する新聞への回答である。さてさて誰だろう??
と思ったら、ななな、何と赤塚不二夫であった!!
週刊少年サンデー」連載の『おそ松くん』に
彼が描いたという。灯台元暗し。
1965年5月9日号に登場したチビ太にソレがある。
六つ子の一人に、ズボンを脱がされチンチンが露出し
てしまったようだ。
◎それ以前には手塚先生の作品で股間に突起物を描いたものが
あるようだが、<袋とサオ>を明確に描いたのは赤塚だという。
みなもとさんんはこういう歴史にも詳しいのである。
では「チン毛」を描いた初めてのマンガ家は?
この答えもあった。さあ、誰でしょう?
新現実」に連載された、大塚英志さんとの対談、早く
単行本が出ないかなあ。これもスゴイ。
マンガ学会ではやらない面白い<研究>なのだ!
中京大学の講演のためのテキストに少し加筆。