長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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京都漫画研究会の

nagatani2005-12-20

石川栄基さんからお便りが来た。
赤塚不二夫天才ニャロメ伝』と『漫画に愛を叫んだ男たち』を
各10冊ずつのご注文である。びっくり!
彼は手塚コレクターとしてはつとに有名だが、サイン入り
書籍も収集されていて、将来資料館みたいなものを作ってみたい
のが夢とおっしゃる。
ジャングル大帝』と『鉄人28号』のトランプ2枚が
同封されていた。これは古い本物の2枚だ。
中京大学のS先生からは、なんと!
『ぼくらの小松崎茂展』
(愛知・刈谷市美術館)のカタログが。195ページも
ある本格的な画集に近いものである。
マンガを描き出す前の中学時代、模写に夢中になった作品が多数!
感謝感謝である。ちょうど「広場」で根本圭介氏の講演記録を読んだ
ところだった。
★今日は11時に宇都宮駅タリーズコーヒー週刊文春
のM記者にお目にかかる。
今度のぼくの本を「この人のスケジュール表」で紹介したいとのこと。
ついつい口がすべって『実録!少年マガジン〜』の宮原氏のすごさに
話しが及んだ。マガジン100万部突破!の立役者は、これまで内田
勝氏だったが、実はマンガを育てたのは宮原氏だったこと。
スターの後ろには、かならずこうした人物が居るのだという話しで
ある。ぼくが赤塚の後ろにいたから言う〜というのではない。
宮原氏の凄さは、アンチ手塚マンガを作りながら、手塚マンガ全集に
密かな情熱を持ち続け、全作品に目をやりながら、まず100巻案を
通し300巻からプラス100巻までの企画を実現させている!とい
うことである。
★帰途、紀伊国屋書店に寄ったら、ぼくの新刊と宮原照夫氏の本が
 並んで平積みされていた。
 『漫画家残酷物語』
(唐沢なおき・小学館)を購入する。