ディズニー原画、千葉大で発見!!
★驚きのニュースが飛び込んできた。
ディズニーアニメの原画約250点、45年ぶり千葉大で発見 米ウォルト・ディズニー社が製作した初期のアニメーション映画の原画約250点が千葉大学工学部(千葉市稲毛区)で約45年ぶりに見つかった。1959年公開の「眠れる森の美女」の原画が多いが、世界初のフルカラーアニメ「シリー・シンフォニー」シリーズの第29話「花と木」(32年)や「シンデレラ」(50年)の原画もあった。
19日に工学部内で記者会見した古在豊樹学長は「大変貴重な財産なので有効に使ってほしい」と語った。「最初は半信半疑だったが、量の多さ、美しさに感銘した」(ウォルト・ディズニー・ジャパンの中島恵理花広報担当部長)。特に「花と木」の原画は米本社にもないという。
見つかった原画は、1960年に全国の百貨店で開催した「動画芸術 ウォルト・ディズニー展」で展示されたもの。61年に国立近代美術館でも同内容の展示会があり、千葉大で当時アニメ研究に取り組んでいた源田秀三郎教授(82年退官、故人)が働きかけて、同美術館から千葉大が研究用に譲り受けたとみられる。 (19:08)
★『白雪姫』の原画は、現在、1億円以上もの値段がついて
いると言われます。
セル原画は当時、セルが高いため、撮影が終えると
翌朝、セルウオッシャーが洗い流し、再使用していたため。
★本日のニュースを見ますと、セルではなく画用紙に描いたものが
多いようです。
しかし『シリーシンフォニー』の木が擬人化された絵は
相当貴重ですね。ディズニーが編集した『ディズニーの芸術』
(講談社が70年代に翻訳版を刊行・定価2万1千円)を
早速開いてみますと、ポスター絵とともに同じ画像が大きく
掲載されていました。
工学部のCG研究の教授が美術館から譲り受けたということ
ですが、この故人、価値が分かっていたんですね。
えらい!えらい!!美術館がアニメをちょっと下に見ていた
のが分かる。
CGの研究は、アメリカ軍がニューヨーク工科大に
やらせたのが始まりですが、それを受け継いでいった
のがゼロックスとディズニーだったのです。
それを、真っ先に勉強しようとしたのが日本では
千葉大だったということではないでしょうか。
↑の画像はTVニュースからです。著作権にきびしい
ディズニープロですが、今年、東放学園研究所で開かれた
ぼくと大塚英志さんとのトークにみえていた
ウォルト・ディズニー・ジャパンのアシスタント・プロデューサー
T女史と、『白雪姫』と『七人の侍』の関係談義から始まった
戦時下の日本で黒澤明が『ファンタジア』を見ていた〜という
発見に免じて!?お許しをいただきたいと思います。
◎もしまずいようでしたら、削除いたします。