長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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大垣の女子短大で講義

1限目はアニメーション論。
後期期末レポートの課題を板書きし
それからDVD老人と海を見てもらう。
専門学校で先日しゃべったこととほぼ同じ内容だ。
2限目は「マンガ史」。
『半神』を補足する意味もあって、
ブラックジャックによろしく』(4)を紹介し
生まれた双子の一人がダウン症であった物語を
生命倫理という問題から考察してみた。
研修医である主人公斉藤は、父親の意思に反しても
この子を救おうと苦闘する。
今期期末のレポート課題は、この生命倫理がからむ
かたちで出題してある。いま日本では受精卵診断
いうかたちで、生まれ出るべき胎児が、卵の段階で
選別されているのである。
森岡正博無痛文明論とも関係する
大きな問題であるが…。
レポート課題は学務課に掲示をお願いしているので
ここでは板書きせず、著作権についての勉強へ移る。
板書きは来週だ。シメキリは来年2月なので、充分
余裕がある。
(この短大では定期試験の期間を設定せず、各先生の
判断で、自由にやる形式に変えた。)
昼食後、大垣駅へ向かう。
車中では「週刊アスキー」「週刊文春」など。
名古屋へ向かう快速電車ではちょっとコックリ。
乗り過ごすと大変だ。名古屋3時9分ののぞみで東京へ。
乗り換え待ちのとき、マガジンハウス担当者から電話。
人名の校正点2つ。再校の戻しは明日か…。
車中で駅弁を食べながら宇都宮へ。〜無事帰宅。