長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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日本マンガ学会理事会へ

1時より田端区民センターでマンガ学会理事会。
米澤・牧野氏が欠席。
2006年7月1日(土)〜2日(日)新潟市
第五回大会が開催されることが決定した旨の、事務局
からの報告。米澤氏とガタケットの関係から、市側の
協力が得られることになった。
 全体テーマ案は前回理事会で、ほぼ決まっていたが
より一般参加者に親しめ、インパクトのある要素を
加味するための討議が行われた。テーマ・タイトルは
「見えないマンガ」である。その中身・細部はいずれ
学会HPやニューズレターで告知される予定。
韓国アニメ・マンガ学会
からの、両国の学会会長が、相互に顧問に就任する〜という
提案に関し、韓国側にその交流目的などにつき、具体的なものを
問い合わせたが、まだ回答が無いとの事務局からの報告があった。
 韓国の学会は、日本と大分様子が違うらしい。大会などには
大統領や議員等が出席し、大きなスケールで行われるという。
理事会なども、議員らの参加があり、国の予算獲得のための
計画が論議されたりもしているという。
 我々の学会とは丸で違う組織体だ。そうしたシステムによる
組織との交流はどうすべきか、慎重でなくてはならないと、当理事
会は考えている。
 会誌第九号の編集確認のため11月28日に川崎市民ミュージアム
理事が集まることに決定。<スイスコミック・アート展>が開催中なので、その見学を兼ねる。
来年1月の理事会日程も決定。
ドイツから、博士論文執筆のために女性大学生がやってきて、
理事会終了後、田端駅そばの居酒屋で、各理事に質問アンケート
用紙を配った。
すでに学会事務局から、その内容とほぼ同様のアンケートがメールで
送られてきていたので、ぼくは、簡単な回答を200字原稿用紙18
枚ほどに記入したものを持参していたので、それを提出。
 彼女は、ドイツ表現主義と、日本のポップカルチャー
関係を探りたいようだ。マンガ・アニメ・ゲームなどとの関係という
ことになると、かなりむずかしいのではないだろうか?
 帰途、小野耕世さんより
アメリカンコミックス大全』
が、いよいよ刊行の運びになるという話を聞く。
版元は晶文社で、かなり部厚いものらしい。インタビューにも
力をそそぎ、新しいものを投入しているとのことで、楽しみだ。
「モーニング」を購入。