Ｔ君が午後やって来た。シナリオ持参だ。

前回は課題で書いてもらった短篇ネーム
だったが、今回はフリーである。
　１ヶ月くらい経ってしまったかなと
思っていたら、新聞配達の手伝いを始めて
少し生活のテンポが変わってしまい、落ち
着かなくなっていたようだ。
　ちょっと長い雑談をした。とりとめはな
いが、シナリオは後で読ませてもらうこと
にして、夕方近くまでお喋り。
　図書館にある映画なんかを盛んに見たり
しているが、本を読むのが遅いんです、と
言う。まだ、自分の興味ある分野が定まっ
て居ない様子は、シナリオ、ネームでわか
る。いずれにしろ、今回のシナリオをどこ
まで書きなおせるか。
　ストーリーには余り注文を付けず、人物
の性格をはっきり書くようコメントなり、
注文を出すことになる。