作詞印税振込みの通知があった。
１９７２年、『氷の世界』（井上陽水）ＬＰに収録
された、ぼくの作詞『桜三月散歩道』の印税である。
７２年以来途切れたことがない。
もちろん、現在では極く小額だが、カラオケなどで
使用されたものが振り込まれてくるのだ。
先日、拙著をほめてくださった茂木健一郎さんも
よく愛唱されてきたとブログで書いておられた。
ぼくが作詞ですとコメントするとビックリされて
いた。
赤塚不二夫とぼくで編集したマンガ雑誌
「まんがNo.１」の付録ソノシートとして
ぼくがプロデュースしたものだ。
それを、陽水さんが正式に録音しなおし
朗読部分もご自分で語り、歌ったものだ。
フォノシートでは、朗読はミキサーの方が
やっていた。
井上さんの人気は絶えることが無い。
彼がポリドールでまだ売れていないとき
レコード会社の方からＬＰを頂き、その
美しい歌いっぷりに惚れて、個人的に
お願いしたのである。
