長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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その本は『カーマスートラ』マンガ版だが、発売当日、ぼくは

新宿紀伊国屋へ行った。すると、1階の裏出口の一角にはじめて
小さな「コミック・コーナー」が開設されていた。
そこに入ってみると、棚に<徳間書店>というステッカーが貼ってあった。
そこを見ると、何と!隣のリイド・コミックの本が並んでいて、トクマは
何も無い!!
版元の営業部員が棚を取るために必死〜という話しを
聞いていたぼくとしては、信じられない事態だ。
書店側がステッカーまで準備したえいるのに、版元はサボッテいるのだ。
「なななな、な、なんで〜〜〜〜〜!」である。
スポーツ紙に『カーマスートラ』の広告まで大きく打ちながら
書店の中心と言われた紀伊国屋に新刊が無いのである。
作家が営業に怒鳴るなど有り得ない。
あ〜〜〜、もうトクマはこんな会社になっていたのか!
と思い、ゴールデン街で静かに飲んだ。
当時の編集者たちで、現在も残っている人はいるんだろうか?
現在の新社長体制では、よもやこんなことは無いと信じる!
いかがですか?関係者さま。
ガンガレ!ガンガレ!