宇都宮の専門学校イラスト・コース講義のあとで

『隠れ剣　鬼の爪』を見に行った。
藤沢周平原作だから、地味な世界だが、じっくり
しっかり見せてくれる。後半にいくほど面白く
あきさせない。
殺陣もなかなか工夫されていて、うまい演出だ。
こういうスタンダードを長いこと、無視するように
進んできた日本映画は、すっかりやせてしまった。
若い映画人ほど見るべき作品であろう。
予告篇では韓国映画が若さを謳歌している。
日本では、こうした純愛を撮ろうとしても若い
女優がいないのでは？たしかに美人はいくらでも
写真で見かけるが、何か＜下品さ＞を感じてしまう
のは何故だろう。純情なはずのＮＨＫドラマの
新人女優も、ＮＨＫドラマという汚れがすぐ付いて
しまう。美人・佳人は毎日消費してはイカンです。
韓国女優は、幸い知らないので、いいんだね。