長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

帰途、駅ビル新星堂で『アルゴ探検隊の大冒険』を購入する。

自習しよっと!な〜んて。
6時半に帰宅し、朝日の朝刊を開いたら、SF翻訳・作家の
矢野徹さんが亡くなられておられた。81歳。
先生に最初にお会いしたのは、SF同人誌「宇宙塵」に参加
した頃である。このときの記憶は、拙著『漫画に愛を叫んだ
男たち』(清流出版)にも、少し書いた。
星新一さんの旧邸で、5〜6人集まって例会を開いたときも
矢野さんが参加されておられた。まだミステリー翻訳家の頃
である。ぼくは貸本漫画を描いていた。
星さんが、コレクションしていたアメコミを持ち出してきて
矢野さんに、「これ、皆に読んで聞かせて欲しい」と注文
すると。喜んで紙芝居のオジサン風に読んでくれた。
懐かしい、懐かしい想い出である。
ご冥福をお祈り致します。合掌。