「少女クラブ」カラー完全版が到着。

早朝、新聞を取りに出たら、新聞より早く
郵便受けにクロネコ・メール便が配達されていた。
多分、来たのは４時半頃だと思う。
５０００円本体は高価だが、期待にたがわぬ
完全本で、貴重な資料にもなっている。
当時の、２色・３色・４色もその質の変化も
見てとれるので、印刷に興味がある人にとっても
面白い本かも知れない。
原色（アミ版）の掛け合わせによって生じる中間色は、
昭和３０年代初期に単行本を描いたぼくらも少し体験している。
この単行本のときは、墨版の清刷りに着色するのだが
それを見て製版所が色指定して版を作っていたので
刷り上るまで、どんな状態になるかか分らなかった。
校正なんかさせてくれなかったのである。
だから、独特の色味で面白い効果が出ていることもあるのだ。
しかし『リボンの騎士』は原着４色を墨版ヌキ（ペン・ネーム
文字はブルー）３色印刷したものが多い。
＊今日は宇都宮の専門学校・イラスト・コース担当。
早速、試験の答案用紙と画稿を返却。
ロボットのヒューマノイド型を描く課題だが、あまり進まない。
試験が終わったので休憩か？
意欲が無いなあ。
帰途、東武百貨店でＤＶＤ『バード』（クリント・イーストウッド
監督）を購入。Ｃ・パーカーを描いた佳作である。
昔、新宿で見た。最近さっぱり音楽を聴くチャンスが無いというか
聴くパワーを失ったというか。
反省を込めて…。
この作品のジャズ・シーンは、実にいいんだ。
７年間、新宿ピットイン月曜・山下洋輔トリオライブ・楽屋・
アフターダーク酒盛り無欠席のボクが保証します。