長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

『アンドリューNDR114』をDVDで見る。

久しぶりの再見だが、やはり面白い。
200年間の歳月を、分かりやすく見せていく
シナリオと演出のうまさ。
俳優の地味な演技と老境メーキャップ、両方とも
さりげなくうまい。
ガラスの仔馬とアンドリューの最初に作った木の
仔馬…小道具の使い方と演出。
スタンダードで何のけれんも無いが、こうした
作品では、それが優れたものとして感じられる。
スピルバーグの『A・I』では全く得られない
感動だ。
アンドリュー的映画では<商売にならない>というのが
ぼくは今のゴラク映画を下品にしていると思う。
ちょっとコジツケなんだけれど、『大砲の街』と
『スチームボ−イ』の<落差>だと思う。
もう一つついでに言うと『A・I』はキューブリック
やはり作るべきだった。