長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

DVD『アヴァロン』(押井守・監督)を観た。

時代遅れでして、初見です。
期待しなかった分、前半が面白かったデス。
うすっぺらに人間が破壊されるところや
CGで工夫された航空機など、あいかわらず
うまい。
ゲーム内の仮想現実戦争で、自分の脳が
イッてしまった連中が、痴呆症・植物人間の
ように、大勢横たわっているシーン。
日本のゲーム少年(いや少女もか)たちの
暗喩と見立てると、相当コワイ。
後半、キレイカラーになるとコックリしたり
してしまいましたが、交響楽団でソプラノの
豪華一点盛り上げは、なんかいまひとつ
イメージ画像(お金と時間があれば描けた
のでしょうが)が、こちらの<脳>に浮かんで
きませんでした。
大友克洋の『彼女の想い出』の
ソプラノシーンの方がずっと良かった。