長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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椙山女学園大学は2コマ授業だ。

<オタク>の変容。そして「日常」を描く「異化」する
という岡崎京子高野文子・金子節子の作品表現を
比較するようにしゃべる。
終了して大垣市へ。
ここで一泊し、朝1限から大垣女子短期大学での
風俗文化論・戦後の演劇の変遷を述べ、アンダー
グラウンド演劇から小劇場演劇の時代をたどる。
映像などで見せられたら面白く出来るだろうが、
半期の授業で、さまざまな風俗文化の表現を浅く
たどっていくしかない。
自分の個人的体験が軸である。
2限がマンガで、『どろろ』の物語構造。
大塚英志の『物語の体操』より、面白い部分を
なるべく板書きを多くして講義。
女の子が読まないような作品をあえて取り上げる。
ここは美術デザイン科、文学部ではない。
マンガ家としてプロ活動している卒業生が11名も
いる。原作・シナリオ担当の講師も居るが、
ぼくなりのマンガ論で、ストーリーの構成について
何回か喋る。作画の指導は他に4名の講師が居る。
ヒトコマ物の講義もやっているのである。
夏休みまであと2回の授業が残っている。