水曜日は名古屋中京大学授業の最終日である。
半期の講座は、あっという間で終了だ。
『トーマの心臓』を読むという講義。
ストーリー構造を中心に喋った。物語の中身は
テキスト『漫画の構造学!』(インデックス出版)
に書いておいた。
少女マンガが、人物の内面世界に深く入り込んで
いった時期の代表的作品ということ。
ドイツ〜シュロッターベッツ〜そこのギムナジュウム〜
教室〜個室〜そこのエーリク&ユリスモール〜彼らの心
というように中へ〜中へと物語は細部に入り込む。
試験はやらないので、レポートを提出してもらう。