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ヒトクローン胚研究を、総合科学技術会議生命倫理専門調査会が容認

こんな記事が、先月30日の朝刊にあった。
生命倫理講義のにわか勉強中に読んだ『無痛文明論』(森岡正博)も
再読したいところだが、今日は『A−A’』(萩尾望都)を再読。
未来SFである。
ある惑星上で事故で死亡したA(アデラド:19歳)は
16歳の冷凍クローンをすでに準備してあった‥
解凍して16歳のAは、恋人のレグの前に現れる。
レグにはアデラドが恋人とは思えない〜という設定の話だ。
「レグに中心化された世界」と
「アデラドに中心化された世界」のズレを
どうしたらすり合わせることができるのか?
1981年に「プリンセス」に発表された作品だ。
無痛文明が今後も発展を続けるなら、クローン人間は
確実に実現するだろう。