長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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生命倫理とマンガ

というテーマで2コマの講義をせよと、昨年来の依頼である。
マンガ論の中でではなく、<生命倫理>そのものの科目だ。
南昌宏という先生(中国哲学)から、突然のメールに
ぼくは驚かされた。マチガイ・メールではないのか!
しばし思案の後、そういえばぼくが数年間講義してきた
『半神』(萩尾望都)のユーシー&ユージー問題がずばり
そのものではないか〜と思い当たる。
講義時間が多くとれれば『火の鳥』を取り上げてみたい
とも考えていたのである。
南先生とそんな電話話しをすると、まさにそうした内容で
良いということであった。
今月中旬過ぎに、その授業が迫った。
そろそろ、2コマ分のレジュメなり講義テキストを準備
せねばならない。
<人を殺すことでドラマを作ってきた劇画時代>から
ブラックジャックによろしく』が話題になるこの時代まで。
マンガと生命の関係を語るには、やはり手塚治虫から
始めねばなるまい。