長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

ウワサの企画、角川グループ60周年記念企画

として、いよいよ年末から配本が開始されるよう
である。
全500巻!!
手塚全集を100巻も超える凄さだ。収録タイトル
790.初単行本化277!!
手塚先生のようにアニメの作画・演出などには手を
出さなかった彼の原稿は先生の15万枚を優に超える
わけだ。それにしても何と言う生産量であろう。
 高校2年生のとき、ぼくのド下手マンガだけを見て
隠れた??才能を見出してくれた石ノ森…。
 彼に出会わなければマンガ家にはなれなかったのは
断言できる。その彼の全集刊行だ。うれしい。

上京した家内が長男から「小松川ウインズ」という

東京財団が2004年5月から小松川高校で行った
中高生対象の<マンガワークショップ>の作品集を
もらってきた。
 毎週土曜日、関口シュンさんとさちみりほサンの
二人のマンガ家が講師役で、作品制作指導を05年
1月まで行った成果である。
 プロになる〜というのではなく、教育の中にマンガ
制作というものを導入してみようと高校側が考えたと
いう珍しい例である。413ページもの部厚いマンガ
集になっていた。

東京財団は04年、UCLAにも日本のマンガ家や

編集者、プロデューサーらを送り込み、出前講座を
行っている。
それは冊子「ENTERTAINMENT GOES
POP!」<報告書>としてまとめられている。
 日本のソフト産業を諸外国に広く認識してもらいたい
という国家戦略のひとつとして位置付けてもいいだろう。
 日本の若者達の中から、それを支える様々な人材が
将来的に必要なのだ。ぼくが文学部系で行う講義などが
もっと体系的に拡大され、より目的が明確な分野として
認識されてもいい時期にきていると思う。