T君の再出発
◎もうだいぶ前のことになるが、地元の方からの依頼で
マンガ家を目指したいという青年T君を、ぼくが個人的に
指導。多少の「授業料」を戴いていたことがある。
彼はその後、通信制大学の勉強をしつつ、バイト生活。
マンガ創作は中断。
学校は卒業出来たので、またマンガを描きたいと、ネームを
送付してきた。そのコピー作品を今日は読もうと思う。
「通信」だったら、マンガも一緒に継続出来た!!とぼくは
勝手に思ったりします。「エネルギーを目いっぱい放出せよ!!」。
そこが<最近の若者の弱さ>だ〜〜〜!!といったりすると、古い
ジジイめ!!と批判されるんでしょうか??
ようわかりまへん!!
★〜と、思っていたら「フェーマス」から宅急便が届いた。
重さからいって、いつもの点数くらいの自由課題マンガだ。
こちらのインストラクションを先行さねばならなくなった。
これから封を切る。
★★ネームコピーを送ってきたT君へ、感想の手紙を書いた。
2年余も描かないでいるうち、ずいぶんと「実力」が落ちていた!
あのころも、レベルが低いことがあったが、一歩一歩克服して
かなりのレベルになり、そろそろ「投稿」か「持ち込み」をしてみようという
地点まできていたのに!!残念である。
長いこと、描かなかった点では、ぼくも同じ!であるが、しかし、毎日の学校
指導に明け暮れていたから、意味はちょっと違う。
しかし、ぼくだって多分落ちているはず。甘くははない。創作は厳しい。
◎伊集院静氏の『作家の遊び方』を、安く買えるマーケットプレイスに注文。
実力を増す「遊び方」を、彼からも学んでみよう。