長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

新作マンガのネーム

★ほぼ24ページで終了のメドがついた。
 これを、100%文字書きをして、明日からは、このテーマの
 2作目のネームも進めたい。
★★「燃えるゴミ」の出しを手伝う。
 引っ越し荷物からのゴミ出しは、まだ未整理分があり、いずれ


★ほぼ24ページで終了のメドがついた。
 これを、100%文字書きをして、明日からは、このテーマの
 2作目のネームも進めたい。
★★「燃えるゴミ」の出しを手伝う。
 引っ越し荷物からのゴミ出しは、まだ未整理分があり、いずれ
 これも出したい!!
●以下、貼り付け●
被災地の皆様へ

 たぶん私だけじゃなく、被災地以外に住むほとんどの人たちが、この3日間、TVの映像に釘付けになっていた。そして、背筋が凍った。阪神淡路の時もそうだった。オウム事件もそう。9.11もそう。身の回りの風景が、圧倒的な現実の前にリアリティーを失ってしまうのだ。 ……ただ、TVを観てるだけなのにね。もし、私があの光景を生で観たり、親しい人を失ったら……恐らく、頭の中は真空状態になり、すぐには現実を受け止めるなんて出来そうもない。

 こんな時に我々、娯楽に携わる者は本当に無力です。個人的に節電したり、義捐金に応募する程度しか出来ない。正直言って、今の段階だと、我々の存在は、頭の中から消してもらってかまわない、いや消すべきだと思う。じゃあ、我々は何のために存在するのか? 被災地の救助活動が終わり、復興が始まった時こそ、我々のささやかな出番が始まるのだと思う。現実を受け止め、日常を取り戻すために。

 報道番組を観てた時に、こんなシーンがあった。被災地にある自衛隊の駐屯地内の風呂が解放され、子供たちが賑やかに入浴してた。そして解説の方が「みんな風呂から上がった時、幸せそうな顔して出てくるんですよね……」とおっしゃってた。たぶん、これが娯楽と受け手の、最も幸福な関係なんじゃないかと思った。もし我々の作った漫画が、被災地の読者と少しでもそんな関係が持てれば、これに勝る喜びはありません。ビームはかなりヒネクレた雑誌だけど、ほんの一瞬ぐらい癒す効能はあるって信じたいです。娯楽とはその程度のモノです。……でも大事なんですよね。

2011年3月14日
株式会社エンターブレイン コミックビーム編集部
奥村勝彦編集長
奥村様。
 小生の日記に貼り付けさせていただきました。勝手を御許し下さい。
 同じ気持ちでしたので!<その程度のモノ>大切にしていきたいですね。