長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

ビッグサイトへ


コミティアへ行ってきます。
 老人、辿りつけるか?
★昼、ちょっと前にビッグサイト到着。
会場に入ると、東京工芸大学のブースを出している
マンガ学会理事でもある細萱さんに出会った。
さっそく3冊もいただき、たけくまサンの場所を
教えていただき「マヴォ」を購入。
差し上げます!いや買います!
で、ポストカード2枚はいただいた。
「本部」で「COM」の会場を教えていただき、
時間がまだなので、一旦外。昼食を取り、1時ころ
会場入り口へ。やたがらすサンと。
半から始まった。
◆「伝説のマンガ月刊誌『COM』を語る」座談会。
みやわき氏、真崎氏、編集長石井氏、編集者鈴木氏ほか。
矢代まさこさんが、唯一の女性。
2部構成で、後半は「ぐらこん」のメンバーたちが
コメント。真崎守氏のプランで拡大した<同人誌>の
流れの拡大史。
ちばてつや先生が、文星芸大ブースのメンバーから
声が掛ったので、テニス中止でやってきて、ここにも
登場。氏は「COM」のカバーも描いているのだ。
「マンガ作品のベストテンを取らないCOMの自由さが
とても良かった」

という、コメントが印象に残った。
▲終了後、レストランを借りて有志(会費制)で、ミニパーティ。
小生が乾杯の音頭。お祝いと、コミティアの発展を祈った。
内記さんや、ベルさんや、学会理事の山田さん、やたがらすサンや
多くの方と歓談。
記念の寄せ書きもした。
帰宅は11時チョイまえ。歩度数は18000歩を越えていた。
いや、楽しかったです。
みなもと太郎さん(出店)とも出会えたし…。
「長谷さん、長生きして下さい!」と、真崎氏。
お互い、健康でありたいですね。
◆そういえば、『1Q84』(3)までを、数日前に読了していた。
奇跡の「純愛小説」だ!と、ここまでの展開では感じた。
ただ、その成立のためには、<ハードボイルドな青豆>の生き方!が
加わる。
一方の天吾はどうだ??これが<平凡者のリアル>と、言い切って
いいのか?断言は出来ない。
斎藤環さんの「両義的」なるものの、正体を読者も4に向けて探求
することになるはずだ。
★、精神と身体というデカルト以来の対立も、知覚の次元に掘り下げて指摘し、私の身体が<対象になるか><自己自身になるか>は、「どちらかであるとはいえない。つまり、両義的である。」とした。一つの対象認識に<精神の中のものであるか><対象の中のものであるか>という二極対立を超え、私の身体のリアリティは<どちらともいえない>。しかし、それは無自覚な<曖昧性>のうちにあるのではなく、明確に表現された時に<両義性>を持つとした。そして、その状態が<私という世界認識><根源的な世界認識>であるとした。
〜ウイキペディアのメルロ・ポンティの項からの、部分引用↑
(4)が出るまでは旧著『めくらやなぎ〜』短篇集を読んでいこうと思う。