長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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雪が降り続く

●昨日降った雪はいったん止んだかに見えたが、今日も
午前中、こまかく降っている。
中京大学シラバス登録は学事センターにより確認。
やれやれ…。
◆「週刊文春」、「モーニング」購入。
●以下、貼り付け↓
 東西冷戦のさなかに誕生したベルリン国際映画祭が11日、60回目の祭典の幕を開けた。分割統治や「壁」による分断の歴史から、社会派映画が集まることで知られる。回顧特集も充実させ、独映画の古典「メトロポリス」の復元版をブランデンブルク門で無料上映するなど市民参加型のスタイルで還暦を祝う。

■若松監督は「反戦と性」描く

 1951年、米軍の映画担当官の主導で映画祭は生まれた。当初は「自由世界のショーケース」として西側作品が中心だったが、やがて東西の文化交流の拠点に。

 今年の日本関連出品作は例年より多い21本。なかでも注目されるのが、「壁の中の秘事(ひめごと)」以来45年ぶりのコンペ出品となる若松孝二監督の新作「キャタピラー」だ。

 第2次大戦の中国戦線で手足を失い帰還した兵士(大西信満(しま))とその妻(寺島しのぶ)の愛憎を通し、人間を破壊する戦争の恐怖を描く。聴覚も言葉も失った夫の生きがいは、食欲と性欲を満たすこと。妻は懸命に尽くすが、やがて2人の関係は倒錯的なものになる。

 前作「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」で同映画祭フォーラム部門に参加した際に回顧特集も組まれ、欧米では若松作品の再評価が進む。エロスと政治を描きつづける鬼才の反戦映画はどんな反響を引き出すか。

 最高賞「金熊賞」を競うコンペ作20本のうち、戦争を正面から描くのは、この映画と、ナチスの宣伝映画の内幕を描くドイツ作品。歴史や政治の大テーマより、家族の危機や人生の再出発を描く作品が目立つ。中国の王全安(ワン・チュエンアン)と張芸謀チャン・イーモウ)、裁判問題の渦中にあるロマン・ポランスキーマイケル・ウィンターボトム、「サラエボの花」のヤスミラ・ジュバニッチと、金熊賞受賞監督が5人も並ぶのも目を引く。審査委員長はドイツの大物監督ベルナー・ヘルツォーク

 閉幕作品「おとうと」の山田洋次監督は、功労賞のベルリナーレカメラの受賞が決まった。立命館大の学生と撮った「京都太秦物語」もフォーラム部門で上映し、若手映画人のセミナー「タレントキャンパス」でも講演する。

 短編コンペにも日本映画が2本参加。CMで活躍する平林勇監督の「aramaki」と、泉原昭人監督のアニメ「赤い森の歌」。こどもの審査員が賞を選ぶジェネレーション部門には、諏訪敦彦監督らの「ユキとニナ」、舛成孝二監督の初の劇場用アニメ「宇宙ショーへようこそ」、細田守監督の人気作「サマーウォーズ」が登場する。

 黒沢明監督「生きる」と大島渚監督「愛のコリーダ」の回顧上映や、フォーラム部門で、戦前の名匠・島津保次郎のミニ特集もある。(深津純子)

●若松監督とは、ずいぶんご無沙汰だ。
 連赤作品は、近日購入して見てみたい。
 名古屋のシルバー劇場なんかで、再会出来たら〜と、思ったりするが
 その名古屋も秋までは行けぬ。