長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

小説コースに

●宇都宮の専門学校へ行く。
 1限はマンガ2年の原作ネーム構成の時間。
もっぱら、同人誌のネーム書きをやってる。
ただ、ぼくの課題『分れ』が提出してあるのだ。
各人デコボコが出る時期で、ちょっと困るが
仕方が無い。
次は小説の2年。ここも「新宇都宮文学」のため
課題は停止中。しかし、次回からはぼくの課題に
入る。
午後の小説1年も同様だ。
今週から「編入生」が1名。
2コマ目に教官のI先生が「新宇都宮文学」の
書けたところまでのメモリー・データを提出せよ!と
回収に来た。
ついでに、だから「次回からは、この僕の時間は
演習課題を提出して、それに取り組んでもらう」と
告げておいた。
■帰途、森詠さんの旧著『少年記』を購入。
那須の黒磯付近での少年時代を書いた作品だ。
「地方」の言葉について、演習をやってみたい!
●アマゾンからは『海獣の子供』(4)五十嵐大介
『ファイトじじいクラブ』(山本健太郎
『ミツバチのキス』(2)伊図透
★『パリ地下都市の歴史』
この本も予約しておいたものが到着。いやはや!
この取材写真や、古い図録が、ものすごく面白い!
ぼくは、(本になっていないが、)長編小説で、
新宿三丁目の地下鉄付近の地下で誕生し、一度も
地上を知らずに16歳になった少女が、琵琶湖まで
地下の旅と冒険をするファンタジーを書いたことが
ある!
バブルがはじける直前、マガジンハウスのOさんと
話し合い、単行本1冊分を書いて<好評>だった。
ところが、書籍に編集しようとしたときに、バブルが
はじけてゆき、雑誌中心のマガジンハウスは広告収入が
激減!!そんな本は後回し〜〜ってな感じで、
担当さんは「ダ・カーポ」作りへ。
結局、本にならずじまい。それを思い出した。
★もう一度、新しく書いてみるか!
来年は、学校の仕事が減る!
大垣女子短大からも先日、来期は「後期のみ」でお願い!
と言われた。週1日は確実に空きが出来る。
椙山は完全に無いのだから!
こうした「マンガ創作」講義も十年余が過ぎ、似たような
学校も増えた。
ところが、たった2年間授業では、プロフェッショナルに
成り得ない現実がはっきりしてしまった。
そのうえ、マンガ誌は軒並み、部数減少の危機的状況に
落ち込んでいる。
明治大学のように「メディア研究」に本腰を入れ、
米澤さんの記念図書館を建設するような「分析」「研究」の
大学が、注目という傾向だ。