長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

雪の鬼怒川より

●無事、忘年会を終了し、快晴の宇都宮へ帰還。
 駅でMVペン入力をチョッピリ。
★帰宅して、奥成達さんより送られてきていた
『CREATIVE BOXING』<山口謙二郎 1942〜2005>
なる冊子への礼状を書く。
 かつて「小説マガジン」や<全冷中>などのためにデザインを提供して
くれていた故山口さんの業績記念ブックである。

 『青春少年マガジン』(小林まこと講談社
 『バガボンド』(24)
がアマゾンより到着
●大垣女子短大から、来期の講義承諾書が。
 「マンガ論」が無くなっていた。「アニメーション論」(前期)
 「マンガ学」(後期)の二つ。
★減って、時間が空いた分のエネルギーをば
『ギャグ・ナンセンスまんが史』(2008年、完全中断中)の執筆エネルギーに
 振り向けて、なんとか完成させたい!
 でも2009年も小説短篇10を目指すゾ!(テーマは、いずれ公表します。
 って、それほど大それたもんじゃありません!)

●新聞でビックリ↓
歌手の槙原敬之(のりゆき)さんが、漫画家の松本零士さんに「漫画『銀河鉄道999』のセリフを盗用された」と非難され名誉を傷付けられたとして、松本さんに2200万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。槙原さんは「テレビで盗作であるかのような発言をされた」と主張。松本さんは「偶然似ることはない。セリフを見た可能性は大きい」と反論していた。
問題となったのは、槙原さんが作詞・作曲した人気デュオCHEMISTRY(ケミストリー)の歌「約束の場所」の「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」という歌詞と、松本さんの「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」というセリフ。

清水節裁判長は「盗用の事実は認められない」と名誉棄損を認め、松本さん側に220万円の支払いを命じた。
 清水裁判長は「それぞれの意味は異なり、引用の事実がなければ説明できないほど酷似しているとはいえない」として盗用を否定。その上で、テレビなどで松本さんが引用の可能性を指摘したことが名誉棄損にあたると判断した。

★「銀河鉄道999」映画版を久しぶりに観たけど、やはり完成度が高い。ハーロック、かっこいいよなあ。ところで松本零士の裁判だが、著作権侵害ではないという確認は退けられたのに、「盗作ではないと判決」なんて見出しのニュースがあったぞ。法律音痴が多いなあ。もっとも、なぜ確認請求を退けたのかは、判決文を見ないと分からないが。「国境のトンネルを抜けるとそこは雪国であった」だけでは著作権侵害にならない、というのだから、むしろ松本は盗作だと信じていたから名誉毀損は不成立、かつ著作権侵害はないと確認するのが妥当な判決だと思うが。栗原さんや落合弁護士のコメントが待たれる。
小谷野敦氏のブログから貼り付けさせて戴きました。もし、NOでしたら、コメント欄でお願いします。
 読み次第削除致します。)