長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

ひたすら休養だ

★赤塚氏葬儀には、長男が行ってくれた。
子供時代、先生とスタッフたちと一緒に
三浦海岸へ行った経験がある長男です。
海外での仕事が多い近年、海外の
コミックを参考資料に買ってきて
くれる。
●孫娘から電話。あす午前中に栃木にやってくる。
家内と出迎えて、すぐ、ぼくは名古屋へ行かねば
ならない。
★アニメDVD『カフカ 田舎医者』(山村浩二
到着。
月刊「広場」も到着していた。
大垣で、ちばてつやさんや、篠田ひでお教授と
一緒に撮っていただいた記念写真が掲載。
月蝕歌劇団からの『邪宗門』ほかの
招待状も。
水声社下平尾さんからは、『マンガ編集者狂笑録』に
ついての論評のあった「アエラ」(掲載誌)が送付され
てきた。
NHKエンタープライズからの依頼・検討は
15日に延ばしていただいた。
■何より、あすからのために休養が大切だ。
つまり、何もしない!ことが。
誘蛾灯さん。無断ですが掲示板から
以下、貴兄の感想を貼らせていただきます。
●『ポニョ』、童話はいつもグロテスクなものですが、ここまで来ると
本当に精神を病んだ人の描く見過ごせない魅力的なものには宮崎監督でも近づけないという気がしました。
童話ってたぶんそこに近づきたいのかなぁ。
不満といえば大人が全員、全てを受け入れる大人なのが不満。あと海をなめてる点。
でも、ポニョの母親のビッグマフに歪んだエフェクト描写だけでも素晴らしいアニメーション映画でした。
なんとなく宮崎駿原作でギレルモ・デル・トロ監督のクトゥルフ神話が観たくなります。
で、試写で(スタジオに戻って)怒り出す宮崎駿とか(笑)
■精神を病んだ方々の、見過ごせない奇妙なイメージ!
その魅力は、心のもっとも深遠なエリアにおける
イメージなのかも知れません。
駿監督が(無意識に?)そこへ到達してみたい!
と考えていても不思議ではありません。
芸術が向かうべき方向であることは、すでに明白。
そこで、なにものにも捉われぬ幼児の視点が
使われているんでしょう。