長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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編集学

nagatani2008-02-15

●アマゾンから『東京の編集』 (管付雅信・編著・ピエ・ブックス
が到着した。昔、ちょっと世話になった小黒一三氏が登場している。
「BRUTUS」編集部に在籍していたころ、アフリカ取材で象を
購入してしまった(取材費!)人物だ。
「編集」という言葉、行為には、以前から大いに興味がある。
まずは、見城徹氏から読み始めた。
ひんしゅくは金を出しても買え」と言った人物。
小黒さんと仲が良いと。やっぱりだ!
あと15年で、小学館を抜きさりたいとも。
ちょっと「文芸系」の編集者が登場していない。
<東京>という言葉が、どうしてもビジュアル傾向や
雑誌に向いてしまっている。
雑誌作りと作家育て・発見の違いは?ダブっていることも
多いが、やはりそれなりの性格の違いがあるはずだ。
■宇都宮の専門学校から、試験答案が又とどいた。
早速、採点を行う。半分くらいは出来るか?
夜は私用外出。
●先日メールで出演交渉のあったNHK−TVの
石ノ森生誕70年番組には、出演をお断りした。
「故人を友人個人でまったりと偲ぶ」番組だそう
だからだ。
ぼくは、故人を偲ぶのは、まさに個人で行なってきた。
番組に出る以上は、「故人のキャラクターは今も生きている」
という視点から、メッセージしたいからです。
しかし、依頼された下請けプロダクションでは、「違う」と
NHKから回答されたと言うのでした。
先般、3時間収録を行なったBSハイビジョンの番組作り
とは、姿勢がまったく違っていて驚いたのです。
相当に御役人根性のエライさんが仕切っている!
自分の「想い」を表現できぬ番組に出ても、意味が全く
ありません。お断りしました。