長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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研究室の問題

nagatani2007-05-25

小谷野敦氏のブログより、一部貼り付け↓
 よしながふみの『愛すべき娘たち』の第二章は、大学教師が女子学生に迫られる話だ。はじめ、個人研究室で迫られている。ところがその後の会話によると、この男は「非常勤講師」であるらしい。

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 非常勤講師が個人研究室持ってるわけないだろ!

 どうも時々、非常勤講師である私に、研究室があると思っている者が現れると思っていたら、こういうマンガが世を誤らせていたのか。

★↑ぼくも大学では非常勤講師である。
かつて、S大学の教授が、ぼくがマンガを描いているということから
控え室ではご不便でしょう。本学では、研究室の空室が多いので、
教務に掛け合って、一部屋提供させましょう!と、おっしゃって
下さった。結果はどうであったか!?
答えはNO!だった。研究室がだめたなら、上階にもうひとつ空室があるから
そこにどうか?とまで、ぼくの前で教務の主任さんに交渉してくれた。
広い図書館の閲覧室の一隅までも提案してくれたのだ。
だが全てNO!であった。
たぶん、この事実が、他の非常勤講師に漏れたら〜私も!おいらも!と
歯止めが利かなくなり、事務責任者としては、非常に困るからであろう。
●本日の授業は、宇都宮の専門学校の小説コース1年&2年の演習。
専門学校には、研究室は無い!