長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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国際子ども図書館

nagatani2007-01-18

●宇都宮の専門学校マンガ・コースに来て1コマ物や
版下文字について講義をやっていただいている宮川義道
さんの話しによれば、上野の国際子ども図書館には、
貸本時代の単行本が3000冊も収納されているとの
ことである。
●かつて誘蛾灯さんから、ここにぼくの曙出版本が
少しあり、ネットで200冊ほどの諸版元のリストが
公開されているということは聞いていた。
●しかし、実際には大量に存在していたのだ。
貸本マンガ研究会の諸兄が、ここで現在、当時の戦記
マンガ(長谷&ヒモトタロウ作品)を調査しておられる
とのお話しだった。
どうやら、土屋社長は自社の本を国会図書館に献本して
いたらしく、曙本が一番多く、『忍者武芸帳』などは無い
ということだ。ビックリした。
土屋社長はナカムラ・マンガシリーズの中村書店で
修行したということを聞いた覚えがある。ここがやっていた
ことを、自分も行ったのではないだろうか。
●ぼくの『幽霊戦線』『南極の鬼将軍』『空中血戦記』などを、
現在の貸本研究家がどう読み、どう評価するのか。
ちょっと楽しみになってきた。
●今日は大垣女子短期大学の講義である。
残すはあと1回となった。
●夜帰宅。ちくま秀版社より『くたばれ!!涙くん』 (1)が
送られてきていた。いつも有難う御座います。
ほかに高取英さんより、月蝕歌劇団2月公演の招待状が。
花と蛇』 (団 鬼六・原作)だ。
下北沢・本多劇場(1日〜4日)