長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

全て少しずつ

●どこにも出掛けず、椙山・レポート、専門学校マンガ・
イラスト生徒の作品チェック・コメント付け。
小説も〜全て少し、ちょびっと。
●午後の大半は昼寝と『出版業界〜』読み。
エロマンガ誌はほとんど興味の無いぼくであるが、
編集者の生き様には大いに関心がある。
永山薫氏には漫画史研究会で一度しかお会いして
いないはずだが、強力なマンガ研究者でもあるという
認識がある。
塩山氏は「編プロ」でしたたかに生きるタフという言葉が
ピッタリの編集者だ。口が悪い分、人間味たっぷり。
映画の趣味がなかなかシブイ。観かたも鋭いようだ。
文学に関しても好奇心が強く、そして正確に深く読んで
いるなあと感心してしまう。
そして印刷会社へのクレームが、実感がこもっている。
●しかし日本の印刷会社の技術者たち、けっこういい加減な
やり口で仕事をしているなあ〜と、呆れてしまう。
機械・カメラ・PC・インクなど世界ナンバーワンのものを使用して
いるはずなのに。
●ぼくは70年代という大昔だが、凸版で横尾忠則・赤瀬川
原平・及川正通の4色を校正した。たった6ケ月間だが。
そのとき、4色オフで墨線がぶっ飛んでいる初校を平気で
提出され、あきれたことがある。
塩山さんではないが、これを平気で持参してくる営業マン!
ぼくはケンカするほど実績が無いからだまっていたが…。