長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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中京大学から大垣女子短大へ

●17日、中京大は1限1コマ講義。
マンガ家の自己表現時代。 「ガロ」・「COM」が白土&手塚の
ライフワークの場として創刊され、その雑誌から、さらに個性
あふれる作家たちが輩出していく状況。
そして、少女マンガでも、竹宮・萩尾・大島といった別コミ
などで、青年男子読者を獲得するような高度な作品が描かれた
時代を喋る。
●終了後、名古屋へ行き、映画を見ようと思って名鉄メルサの
上へ行ったら、映画館は廃業。ピカデリーは入れ替え制で
タイミングが悪いので、三省堂へ行き、田辺聖子の文庫を
2冊購入。 『人生は、だまし だまし』 (エッセイ集)
ジョゼと虎と魚たち (小説集)
現在執筆中の作品に大阪弁が出てくるので、その勉強のためなり。
茶店ハシゴで、少し読んだり、メモを取る。
◎6時頃に中京大学へ戻り、院生のH君の案内で、近所の居酒屋へ。
酒井先生ほかの先生は教授会中なので、まず3人でビール。
次第に卒業生や2年前や今期受講の男女学生が集まり、飲み会
先生方も現われ、今度は日本酒の冷酒に切り替えて、ガヤガヤ。
◎毎年、酒井先生がぼくのために開いて下さる、学生や先生方との
交流会である。
10時近く、散会しH君の案内で名城線で金山へ。
そこで彼と別れ、大垣行きのJR新快速に乗った。ホテルに11時到着。
●翌朝、大垣女子短期大学へ。
1限目は文化表現論・コーヒーハウスの情報発信。今回はヨーロッパ
の17世紀からのコーヒーハウスの果たした役目を語り、戦後日本の
茶店の変化を…。風月堂の歴史など。
2限目はマンガで、 どろろの神話構造。物語の形態学。
大塚英志の『どろろ』分析を紹介。
◎帰途、月刊誌「創」のマンガはどこへ行く〜特集などを読む。
○○?小説、9作目のイントロ部分の下書きを少しやる。
(汚い・下品な単語、表現を多用して書くのはどうか?)と
いったことを一緒に考え始めた。うまく人物造型に繋がって
くれるかどうか…。
もっと書いてみる中で考えていこう。