長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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小説の入力

nagatani2006-04-30

●相変わらず○○?小説の入力は少し。昨日よりは多いが。
下書きは殆ど無しに等しいメモ程度。
資料本も少し読む。全てが少し〜である。
イラスト・コースの提出作品のコメント、インストラクション
を行う。三分の二程度を終了。
 2年生、マンガ・コースの学生から90ページほどのネームを
あずかっているので、その一部を読み、指導コメントを書く。
3部に分かれている様子なので、返却は連休明けだ。
 魔族と人間の闘争物である。しかし、例によってそのドラマの
場所・年代・闘争の原因がうまく書けていないのである。
毎年、このことを繰り返し繰り返し、しゃべっているが、いざ
描き出すと、忘れている。
 せっかくのネームがもったいない。彼はその指導を受け止め
修正ネームが書けるかどうか〜これが、ひとつの別れ道となる。
●どんな優秀なアスリートにも、優れたコーチがついている。
そのコーチの指導に従って、自分を鍛えていかねば、彼は
世界の一流には成り得ない〜長崎尚志さんが「KINO」で
これと同じようなことを書かれていた。
◎いまの学生たちは、 「鍛えられる」という体験をしていない
(スポーツ外で)だから、実に甘い。指導は適当に受けておけば
何とかなる…といったムードである。
彼らは社会人になって、それでも描き続けるだろうが、上記の
ことに気がつくのは、そこで壁にぶつかった時であろう。
 でも、その時には、手軽に指導してくれる人物は居ないので
ある。真のプロ精神を持つということは、現代ではなかなか
困難なのかも知れない。周囲が全てを甘やかす環境だからだ。